乳がん診療
Breast Cancer Care
Seamless care
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お一人お一人を丁寧に診察し、的確な診断により最適な治療に結びつけられるよう努めています。診断から各種乳がん治療そして長期にわたる術後フォローまでを同一主治医が一貫して継ぎ目なく担当できることが当院の特徴です。
マンモグラフィ検査
通常、左右の乳房をそれぞれ2方向から撮影します。乳腺を広げて病変を見つけやすくするために適度な圧迫が必要になります。痛みを少なくするためにもできるだけリラックスして検査を受けてください。今回導入したマンモグラフィ装置には撮影時の痛みを和らげる“なごむね”機能が搭載されています。
マンモグラフィが効果を発揮するには、高い撮影技術と高度な読影力が不可欠。
当院の撮影技師・読影医師は検診精度管理中央委員会の研修を受けて全員が試験評価Aを獲得しています。管理マニュアルに則った管理を日常的に忠実に行い、検査の質を維持するよう努めています。
乳房超音波検査
マンモグラフィではわかりにくい乳房内の小さな腫瘤や乳管内の変化を見つけやすい検査です。被曝せず痛みもほとんどない検査で日本人に多いとされる高濃度乳腺の方には特にお勧めです。当院では病変のスクリーニングに適した3D超音波検査装置「invenia ABUS」と精密検査に適した「Aplio 500」の2台を設置しており、目的によって使い分けています。
乳がんの種類によってはマンモグラフィと超音波の両方で判断しないと見分けにくい病変もありますので、当院では両検査をセットで行い総合判定によって診断することを原則としています。
治療
診療ガイドラインに沿って手術、放射線治療、薬物療法を組み合わせて行う標準治療を原則としています。身体から乳がん細胞を消し去るためには手術によってがんを過不足なく取りきることが基本となりますが、がんのタイプと進行度に応じた適切な薬物療法(抗がん剤やホルモン剤)を行うことも同じくらい重要です。
乳がんを克服するための長い道のり〜だからこそがん治療は生活の一部であるべきだというのがわたしたちのポリシー。がん治療と仕事は両立できます。お一人お一人の病状にもとづいて生活背景やご希望を考慮したケアプランをコーディネートいたします。現在当院へは800人以上の乳がん術後患者さんが通院されています。
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